8種類の涙袋形成ヒアルロン酸の違いを解説!硬さ・持続性・料金で選ぶ

8種類の涙袋形成ヒアルロン酸の違いを解説!硬さ・持続性・料金で選ぶ
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涙袋がほしいとき、美容クリニックでヒアルロン酸を注入する方法があります。

しかし、ヒアルロン酸と言ってもジュビダーム、レスチレン、ニューラミス、クレヴィエルなどその種類はたくさんあります。

この記事では、涙袋形成に使われるヒアルロン酸8種類を「硬さ・持続期間・料金」の3軸で整理して紹介します。

自分に合いそうなヒアルロン酸を見つけて可愛い涙袋を手に入れましょう。

目次

【比較一覧表】涙袋形成でよく使われるヒアルロン酸の主要8種

美容クリニックで涙袋形成に使われる代表的なヒアルロン酸製剤の比較一覧表です。

スクロールできます
製剤名メーカー硬さ持続期間目安料金相場(1cc)
ボルベラアラガンやわらかめ6〜12ヶ月6〜9万円
ボリフトアラガン中硬度12〜18ヶ月6〜9万円
ボリューマアラガンかため18〜24ヶ月7〜10万円
ボラックスアラガン非常にかため24ヶ月7〜10万円
レスチレン リドガルデルマ中硬度6〜12ヶ月5〜8万円
レスチレンガルデルマ中硬度6〜9ヶ月5〜7万円
ニューラミスメディトックスやわらかめ〜中12ヶ月3〜6万円
クレヴィエルヒューロンズかため12〜18ヶ月4〜7万円
  • アラガン:米国のメーカー
  • ガルデルマ:スウェーデンのメーカー
  • メディトックス:韓国のメーカー

順番に説明します。

各ヒアルロン酸製剤の種類別の特徴

各ヒアルロン酸製剤の種類別の特徴

ジュビダーム系(ボルベラ・ボリフト・ボリューマ・ボラックス)

米国アラガン社の「ジュビダームビスタ」シリーズは、世界中で実績のあるブランドです。

ジュビダームが涙袋で最もよく使用されているヒアルロン酸製剤ね。

日本では厚生労働省の承認を受けた製剤も含まれ、信頼性の高い製剤として知られています。

一般的にジュビダームシリーズは他のヒアルロン酸製剤よりもやや高めの料金です。

涙袋形成ではボルベラボリフトが人気で、それぞれ「自然派の王道」「中盛りの王道」と呼ばれています。

ボリューマとボラックスはかための土台用なので、涙袋単独で使われるケースは少なく、ほうれい線・鼻・あごなどと組み合わせるときに使用されます。

ボルベラとボリフトが涙袋の定番とされるのは、独自の架橋技術「VYCROSS(バイクロス)」により、馴染みやすさと形状保持が両立しているからです。

レスチレン系(レスチレン・レスチレン リド)

スウェーデンのガルデルマ社が手がけるレスチレンは、ヒアルロン酸製剤の元祖とも言えるブランドです。

「レスチレン リド」は、リドカイン(麻酔成分)をあらかじめ含んでいるため、痛みに弱い人に人気です。

持続期間はジュビダーム系よりやや短めですが、その分形が気に入らなかったときに自然吸収を待ちやすいというメリットもあります。

「初めての注入が怖い」「もし合わなかったら早く元に戻したい」という方は、あえて持続が短めの製剤からスタートすると、良いかもしれません。

ニューラミス・クレヴィエルなど韓国系製剤

韓国製のニューラミスやクレヴィエルは、欧米製剤に比べて価格が抑えめなのが魅力です。

特にニューラミスはやわらかめ寄りで涙袋にもなじみやすく、コスパ重視の人から支持されています。

クレヴィエルはかための製剤なので、涙袋単体よりも、目元周辺の土台補強と組み合わせるクリニックが多いです。

「安い=品質が不安」と思う方もいますが、ニューラミスはMDR CE認証を取得しています。

MDR CE認証とは、EU(欧州連合)の医療機器規則「Medical Device Regulation(MDR)」に適合していることを示す認証です。

涙袋形成のヒアルロン酸で見るべき3点

涙袋形成のヒアルロン酸で見るべき3点

涙袋に注入するヒアルロン酸の種類は複数ありますが、選ぶときに見るべきポイントは以下の3つです。

  • 硬さ(粒子の大きさ・架橋度)
  • 持続期間
  • 料金

順番に説明します。

硬さ(粒子の大きさ・架橋度)

ヒアルロン酸製剤には大きく分けて「やわらかめ」「中硬度」「硬め」と硬さに段階があります。

これはヒアルロン酸の粒子の大きさと、架橋度(かきょうど)という結びつきの数で決まります。

架橋度とは、分子同士の結びつきの数や密度を表す指標です。
架橋度が高いほど、分子同士の結び付きが多くなります。

ヒアルロン酸は、粒子が大きく、架橋度が高いほど硬くなります。

やわらかい製剤は皮膚の薄い目元になじみやすく、自然な仕上がりになります。

逆に、硬い製剤は形をしっかり保てるので、ぷっくり強調したい人や、鼻・あごのような土台向きです。

やわらかいのがプリン、硬めがゼリーというようなイメージです。

涙袋は皮膚が非常に薄い部位なので、原則としてやわらかめ〜中硬度の製剤が選ばれます。

やわらかいヒアルロン酸は、細かな形状調整がしやすいため、自然でなめらかな涙袋を形成しやすいです。

また、表面の凹凸が出にくく、触れたときの違和感も少ない傾向があります。

持続期間

注入されたヒアルロン酸の持続期間は製剤によって半年〜2年と大きく差があります。

短いものは6ヶ月程度、長いものは18〜24ヶ月です。

傾向としては、架橋度が高い製剤ほど分解されにくく、長持ちします。

ただし「持続期間=目に見える効果が残っている期間」とは限りません。

ヒアルロン酸は徐々に分解・吸収されていくので、入れた直後のボリュームを100とすると、半分くらいになる時期がだいたい持続期間の目安だと考えてください。

「長ければ長いほどお得じゃない?」と思いがちですが、初めての方にはあえて持続時間が短めのヒアルロン酸製剤から試すのもアリです。
形が気に入らなかったときに、早く吸収・分解されるからです。

「価格相場」は1本(1cc)あたり3〜10万円が中心

ヒアルロン酸注入の料金相場は、1本(1cc)あたり3万円〜10万円です。両目で1本を使うのが一般的です。

安価な製剤は2万円台もありますが、医師の技術料を含めると総額で4〜6万円前後になるクリニックが多いです。

価格差の正体は「製剤原価」「医師の技術料」「クリニックのアフターケア」の3つです。

料金は判断材料の1つですが、安さだけで決めるのはおすすめしません。

製剤の「硬さ」によって涙袋はこう変わる

製剤の「硬さ」によって涙袋はこう変わる

ヒアルロン酸製剤の種類によって涙袋の仕上がりの印象は変わります。

やわらかめ製剤は「自然な涙袋」向き

ボルベラやニューラミスのようなやわらかめ製剤は、皮膚の薄い涙袋になじみやすく、笑ったときに自然に動く仕上がりになります。

「ナチュラルに涙袋をふっくらさせたい」「なるべく涙袋形成を気づかれたくない」という方には、まずやわらかめが第一候補です。

中硬度製剤は「しっかり強調・長持ち」向き

ボリフトやレスチレン リドのような中硬度製剤は、形がしっかり残り、持続期間も12〜18ヶ月と長めです。

「ぷっくり感を出したい・通院回数を減らしたい方に向いています。

ただし注入技術が未熟だと、線状に盛り上がって不自然になりやすいので、クリニック選びがより重要になります。

自分に合うヒアルロン酸製剤の種類の選び方|目的別おすすめ

自分に合うヒアルロン酸製剤の種類の選び方|目的別おすすめ

ここからは、目的別にヒアルロン酸製剤の選び方を整理します。

  • 初回・ナチュラル派
    → ボルベラ/ニューラミス(やわらかめ・少量)
  • しっかり強調
    → ボリフト/レスチレン リド(中硬度)
  • 長持ち重視
    → ボリフト/クレヴィエル(18ヶ月以上の持続)
  • 痛みに弱い
    → リドカイン入り製剤(レスチレン リド等)

上から説明していきます。

初めて・自然派 → やわらかめを少量から

初回で何より避けたいのは「やりすぎ」です。

ボルベラやニューラミスなどのやわらかめ製剤を0.4〜0.6ccから試すのが安全策です。

両目で合計1cc未満なら不自然になりにくく、もし気に入らなくても半年〜1年で自然吸収されます。

「次回もう少し足す」くらいの余白を残すのが、結果的に満足度の高い選び方です。

しっかり盛りたい → 中硬度+経験豊富な医師

「写真映えするくらいぷっくりさせたい」方は、ボリフトやレスチレン リドの中硬度製剤が候補です。

やや硬めの製剤で涙袋を維持できる期間が比較的長いです。

しっかり涙袋をデザインしてもらえるクリニックや医師を選びましょう。

長持ち重視 → 持続18ヶ月以上の製剤

通院頻度を減らしたい方は、ボリフトやクレヴィエルのような持続18ヶ月以上の製剤が向いています。

ただし長持ちする=形が残り続けるということは、気に入らなかったときに涙袋が消えるまでの期間も長いということです。

ヒアルロニダーゼ(ヒアルロン酸分解酵素)を使い、注入したヒアルロン酸を分解してやり直す方法もあります。

年齢を重ねると顔のバランスも少しずつ変わっていきますから、自分の「好み」がまだ定まっていないうちは、短〜中持続から始めて、自分に合った涙袋を見直していく方が後悔は少ないです。

長持ちタイプは2回目以降に検討するのが安全です。

涙袋形成で失敗しないために知っておきたいこと

涙袋形成で失敗しないために知っておきたいこと

ヒアルロン酸注入による涙袋形成は、美容整形の中では比較的リスクが低い施術です。

その理由は、メスを使用する手術ではなく、ヒアルロン酸を注射で注入するだけの施術だからです。

施術時間は短く、入院も不要で、ダウンタイムも比較的軽いです。

一般的には、腫れや内出血、赤みなどが一時的に生じることがありますが、多くは数日から1~2週間程度で改善します。

また、使用されるヒアルロン酸は体内に徐々に吸収されるため、万が一仕上がりに問題があった場合でも時間の経過とともに減少します。

さらに、ヒアルロン酸溶解注射(ヒアルロニダーゼ)によって修正もできます。

ただし、リスクがゼロというわけではありません。

ここでは失敗リスクを整理しておきます。

「青く透ける」チンダル現象

ヒアルロン酸製剤を注入した部位が皮膚から浅いと、光の屈折で皮膚が青っぽく透けて見えることがあります。

これがチンダル現象です。

防止策としては、やわらかく粒子の細かいヒアルロン酸製剤を使用すること、適切な深さに注入すること、一度に大量注入しないことが挙げられます。
また、涙袋形成の経験が豊富な医師を選ぶことも重要です。

万が一チンダル現象が発生した場合でも、ヒアルロン酸溶解注射(ヒアルロニダーゼ)で改善できるケースが多いです。

安すぎる料金は要注意:非正規ルートのリスク

「両目1cc 9,800円」のような極端に安いクリニックには注意が必要です。

正規流通の製剤は原価だけでも数万円かかります。

原価割れに見える価格設定の裏には、非正規ルートの製剤や、別途の麻酔・針代の追加請求が潜んでいることがあります。

料金は「総額」で比較してください。

取扱製剤の多いクリニックを選ぶメリット

1種類しか扱っていないクリニックは、どんな目元の悩みでも同じ製剤しか勧められません。

最低2種類以上のヒアルロン酸を扱うクリニックなら、あなたの目元の状態に合わせた提案が期待できます。

ヒアルロニダーゼでの修正もお金がかかる

ヒアルロン酸は「ヒアルロニダーゼ」で取り除けますが、その処置も1万円〜3万円程度かかりますし、複数回の通院が必要になるケースもあります。

ニューラミスやレスチレン系のヒアルロン酸製剤は、ヒアルロニダーゼで溶解しやすいため、他の製剤よりも修正しやすいです。

涙袋ヒアルロン酸の種類に関するよくある質問

涙袋ヒアルロン酸の種類はどれが一番人気ですか?

涙袋形成では、アラガン社のボルベラ・ボリフトが定番です。自然な仕上がりと持続期間のバランスが良く、症例数も豊富です。コスパ重視ならニューラミスも人気が高い種類です。

種類によって痛みは違いますか?

リドカイン(局所麻酔)入りの製剤(レスチレン リドなど)は施術中の痛みが軽減されます。さらにクリニック側で表面麻酔やブロック注射を行えば、ほとんどの種類で痛みは大きく変わりません。

違う種類のヒアルロン酸を入れ直しても大丈夫ですか?

前回の製剤がほぼ吸収された後であれば、別の種類に切り替えは可能です。ただし前回分が残っている状態で別の硬さの製剤を重ねると、仕上がりが読みにくくなります。前回の種類と注入時期は必ず医師に伝えてください。

涙袋に向かない種類はありますか?

ボラックスのような非常に硬い製剤は、本来あごや鼻などの土台用です。涙袋に使うとチンダル現象やしこりのリスクが高くなります。やわらかめ〜中硬度から選ぶのが原則です。

種類を途中で変えても大丈夫ですか?

1回目の経験を踏まえて2回目で種類を見直すのは、むしろ賢い選び方です。「もう少し長持ちさせたい」「もう少し自然にしたい」など、初回の感想を元に医師と相談しながら最適な種類を探しましょう。

まとめ|自分に合うヒアルロン酸を選んで涙袋を作ろう

涙袋のヒアルロン酸の種類は多く見えますが、選び方の軸はとてもシンプルです。

「硬さ・持続期間・料金」の3つでほぼ決まります。

  • 初回で自然で軽めの涙袋ならボルベラかニューラミスを少量から
  • しっかり盛りたいならボリフト
  • 長持ち重視ならボリフトやクレヴィエル(ただし2回目以降推奨)
  • 取扱製剤2種以上のクリニックを選ぶ
  • 極端に安い料金のクリニックは怪しい

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この記事を書いた人

美容ライターのふゆこです。雑誌やウェブメディア向けにプチ整形などの美容施術の記事を書いています。

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